『Level Five』(2001)



 一度この音源を紛失してしまい、そのまま6年程聴いていなかった計算になるのですが、いい加減どうにかしなければと思っていたところに通販で\1000切っていたのを発見してしまい、買い直しました。

 恐るべき発見をしました。「Virtuous Circle」が全然違う。6年間のブランクがあるとはいえ、「Dangerous Curves」と「Level Five」はSEやAdrianのソロフレーズまでほぼ完全に覚えていたので、安心して聴けていたのですが、「Virtuous Circle」だけは別物が収録されていて、不意を突かれました。日本盤と輸入盤では内容が異なるということは当時から知られていたようで、我ながら素通りしていた理由が分かりません。

 私の記憶が確かなら、日本盤の「Virtuous Circle」はストリングスの嵐でエネルギーに満ちたものです。これに対し、輸入盤の方はスティックの主張強めなカオス的セッション、といったところです。私の好みは断然日本盤の方です。また買い直しですか。