2009-01-01から1年間の記事一覧

『Ëmëhntëhtt-Rê』(2009)

A

何時の間にかtが2つ重なるようになった『Ëmëhntëhtt-Rê』をやっと入手しました。今回はライナー・ノーツが豊富らしかったので国内仕様を通販で予約していたら、某メール便が3日もかけて配達して下さったのでした。届いたのは所謂デジパックもので、見事に背…

L'Image@東京 Jazz 20090905

肉体的に病んでいると、普段の生活の中でも行動パターンを変えたくなります。今日は7時から、何を思ったのかここ数年聴いていないラジオを聴き始めました。寝ながら、NHKでフォークソング、変な音楽、雅楽と昼まで聴いていましたが、午後から、「東京Jazz20…

『Best On Tour 76』

表題の通り、76年ライヴの良いとこ取りということらしいです。しかしベストと銘打たれてはいるものの、私としては「La Musique des Spheres」以外は大したことはない気がします。 Mekanïk Zaïn (Paris 5 nov 76) 4:33 これは『Hhai Live 75』の同名曲とは全…

Lord's prayer in Arabic

そう言えば見たことが無かった、と思ってKlaus Schulzeの本家webサイトを眺めていたところ、FAQコーナーで興味深い情報に沢山出会いました。例えば、『Moondawn』の「Floating」における冒頭の"語り"は、「主の祈り」というキリスト教徒の祈祷文をアラビア語…

『Blackdance』- Klaus Schulze

74年作です。そんなに有名ではないのでしょうか。割と単純で格好良い音楽なので 初心者向けな気がします。虚ろで灰色な心象風景を手軽に楽しみたい方にお薦めです。 Way Of Changes 17:04 オルガンと12弦アコースティック・ギターのアルペジオが孤独な序盤の…

MAGMA来日20090528@渋谷O-East

学生レベルのライヴなら何度か足を運んだことはあるものの、プロの"表現者"が行う舞台に出向いたのは生まれて初めてでした。 海外旅行の原理と同じで、行ったからにはその内容は素晴らしいものでなければならないという自己暗示の分を差し引いても、今回ライ…

『Persepolis + Remixes』- Iannis Xenakis

大体、普通の音楽なら何度も繰り返し聴くことで次第に良さが分かってくるものです。その内登場してもらおうと思っていますが、シュルツェの『Timewind』などは、私は最近になって漸く彼の気持ちと重なる感覚を得ることが出来た気がしてきたものです。 そのよ…

MAGMA 来日20090527について

さて順当にいけば明日は私が初めてMAGMAの姿を拝する日になる予定だったのですが、行けなくなりました。 演奏されるのが恐らく「Wohst Klahmeuhn(仮)」、「Felicite Thosz(仮)」、「Emehnteht-Re」……といった曲なので多少残念かな、という程度の感情が正直な…

『Wurdah Itah』SHM-CD

REX

私は何か勘違いしていたのですが、リマスターって、MAGMAがやっている訳ではないんですか。そうですか。 音量アップ。「Fur Dihhel Kobaia」の掠れ部分はそのまま。全体的には、心が洗われるようにすっきりしたというほど変化している訳が無いので悪しからず…

「Zess」英訳

私の場合、音楽における言葉の意味に興味はありません。詩が良いのと、音楽が良いのとは全く関係がないからです。 しかし、言葉の響きが音楽にもたらす効果には興味があります。意味は分からなくても良い。けれども、発音の美しさといった視点で聴くと、また…

『Moondawn』- Klaus Schulze (1976)

1. Floating 2. Mindphaser Klaus Schulze - electronics Harald Grosskopf - drums 余り声を大にして叫んでも意味が無いのだろうかと虚無的な気分にもなるのですが、書いてみることにしました。『Moondawn』、1976年作です。 もしかしたら半分ぐらいの方は…